
安い管理手数料は本当に得?「利益を残す」不動産経営という視点を
「管理手数料は安い方がいい」は本当か?
不動産オーナーとして物件を所有していると、どうしても「固定費を削りたい」という気持ちになります。中でも目につきやすいのが「管理手数料」。
よくあるのが、
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「A社は5%、B社は3%。安い方が得では?」
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「空室でも管理料が発生するのは納得いかない」→弊社は発生しません。
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「管理は最低限でいいから費用を抑えたい」
という考え方です。しかし、不動産経営における“利益”は、支出の金額の大小だけでは決まりません。本当に大切なのは「最終的に手元に残るお金=実質利益」です。
実際に手元に残るお金はどちらが多い?
管理手数料のパーセンテージばかりに注目しがちですが、次のようなケースを考えてみてください。
◆ ケーススタディ:家賃7万円の物件で比較
| 比較項目 | A社(手数料5%) | B社(手数料3%) |
|---|---|---|
| 管理手数料(月) | 3,500円 | 2,100円 |
| 年間空室日数 | 1か月(30日) | 2.5か月(75日) |
| 年間収入(家賃) | 77万円 | 70.7万円 |
| 年間手数料 | 42,000円 | 25,200円 |
| 年間手取り収入 | 728,000円 | 682,800円 |
つまり、管理費を削っても空室が増えたら本末転倒だということです。
管理手数料を下げることで何が起こるか?
「安い管理手数料」にはそれなりの理由があります。管理会社側も利益を確保する必要があるため、サービスの質に影響が出るケースがあります。
| 削減された対応 | 起こりうるリスク |
|---|---|
| 巡回・点検頻度の低下 | 入居者からのクレーム、建物の劣化放置 |
| 募集活動の消極化 | 空室期間が長引く |
| 審査の簡略化 | 家賃滞納や入居者トラブル |
| 修繕対応の遅れ | 入居者満足度の低下 → 退去増加 |
総務省統計局が公表した令和5年(2023年)住宅・土地統計調査の速報および確報によれば、最新の全国空き家率は以下の通りです:
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空き家数:900万2千戸(過去最多)
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空き家率:13.8%(2018年の13.6%から0.2%上昇)
この数値は、速報段階からほぼ確定と見なされており、正式な確報値でも一致しています。つまり、2018年の13.6%から、2023年には13.8%に増加という最新データが確実に存在しています。
仮に空室が1ヶ月伸びるだけで、家賃7万円の物件では年間約5.8%の収入減です。これは管理手数料1〜2%を気にするよりもはるかに影響が大きい数字です。
「経費を削る」から「利益を残す」発想へ
では、どうすれば“利益を最大化”できるのでしょうか?
答えは、「経費を削る」よりも「お金を生む仕組みを整える」ことです。
| 視点 | 経費削減型の発想 | 利益重視型の発想 |
|---|---|---|
| 管理費 | とにかく安くする | 適正コストで品質を維持 |
| 空室対策 | 募集を任せるだけ | 積極的な広告戦略・ターゲティング |
| 入居者対応 | 必要最小限 | トラブル予防で退去率を下げる |
| 修繕 | 最低限で済ませる | 予防整備で長寿命・資産価値維持 |
不動産オーナー400名へのアンケート(FNN・全国賃貸物件オーナー調査)では、最も重視される経営要素は以下の通りでした:FNNプライムオンライン
| 項目 | 割合 |
|---|---|
| 入居率の向上 | 34.0% |
| 設備維持・修繕 | 33.8% |
| 経費・コストの管理 | 28.7% |
利益最大化のために、今できる3つの見直し
✅ ① 募集条件の見直し
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家賃や礼金など、地域相場に見合っているか?
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ネット無料や宅配ボックス導入で競争力UP
✅ ② 管理会社との連携強化
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月次レポートをしっかり読み込む
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内見件数・反響状況を共有してもらう
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募集の写真やコメントにオーナーも関与
✅ ③ 長期的な修繕計画の作成
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突発的な修繕ではなく、計画的な予防整備を
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入居者の安心感=長期入居に直結
まとめ:「安い」ではなく「賢い」選択を
管理手数料は、確かに経営上のコストです。ですが、それを「安さだけ」で選ぶと、空室損失・クレーム増加・収益悪化など、思わぬ落とし穴が待っています。
不動産経営において重要なのは、「支出の額」ではなく、「支出の価値」。
適正な費用で、適正な管理と利益を得ることこそが、安定した賃貸経営を続ける秘訣です。
目先の節約ではなく、10年後も利益を残し続けるための“経営”という視点を持つことを、ぜひ大切にしてみてください。
「他にどんなやり方があるのかちょっと聞いてみたいな」という方も、
『少し話を聞いてみようかな』という感じで、お気軽にご相談ください。
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