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相続不動産を売却する際の注意点とは?「知らないと損する!」5つのチェックポイント

不動産と相続

岩﨑 幸治

筆者 岩﨑 幸治

不動産キャリア25年

長年の不動産業界で培った経験を活かし、お客様にとってJUSTなお部屋をご提案致します。


1. はじめに



相続した不動産を売るとき、思わぬトラブルや税負担を回避するには事前の準備が重要です。「共有トラブル」「節税」「期限管理」など、見落とせないポイントを5つに整理してお届けします。


2. 注意点その1|相続登記(名義変更)は必ず行う


相続した不動産を売却するには、名義が被相続人のままでは売れません。法務局での相続登記が義務化されており、正当な理由なく相続開始から3年以内に手続きをしないと過料を科される可能性もあります

共有状態のまま長期間放置すると、今後の手続きに支障をきたすリスクも高まります 。


3. 注意点その2|共有名義なら全員の同意が必須


相続不動産が共有状態の場合、全相続人の同意がなければ売却はできません

仮に一部のみ売却しても、登記簿上の持分トラブルに発展しかねず、第三者による差押などにより手続きが滞る危険もあります。
そのため、遺産分割協議または単独所有の登記へ整えることが重要です。


4. 注意点その3|税制特例は“売却時期が鍵”


相続不動産には節税できる特例が用意されています。ただし、適用には売却時期の条件があります

特例条件・期限
取得費加算の特例相続開始から3年10ヶ月以内に売却が必要 
空き家の特例(相続空き家売却時の3,000万円控除)相続開始から3年越前の年末まで 
居住用財産の3,000万円特別控除売却前に居住しているなど要件あり 

これらを見逃すと節税の機会を失うため、売却のタイミング計画が非常に重要です。


5. 注意点その4|取得費不明時の対策と税金負担


親が購入した際の契約書などがない場合、取得費が不明となり、譲渡所得税が多くなるリスクがあります。取得費が不明なら安易に売らず、通帳や抵当権設定資料などで証拠を探すことをお勧めします

さらに、相続不動産の譲渡所得税・登録免許税・印紙税・仲介手数料などの費用は、相続人全員で負担する必要がある点も留意しましょう。


6. 注意点その5|信頼できる不動産会社へ依頼を


相続案件には専門知識が必要です。相続不動産に豊富な経験を持つ不動産会社を選び、複数社査定で比較することがコツです

また、急ぎで現金化したいときは仲介ではなく買取も選択肢のひとつ。販売戦略と目的に応じた依頼方法を検討しましょう。


7. 見直すべき5つのポイントまとめ


項目チェックすべき内容
相続登記2024年4月義務化、所有関係を明確に
共有・同意全員の同意が必要、協議や分割登記を
税制特例売却時期の期限に注意、要件確認を
取得費・税負担証拠資料の確認、費用分担の明確化
不動産会社選び複数社比較・専門家によるサポートを

8. 最後に:早めの相談と手続きが「安心売却」への鍵


相続不動産の売却には多くの法的・税的な課題が伴います。将来のトラブルや無駄な税負担を避けるために、早めに専門家へ相談し、この記事の5つの視点をチェックして進めることをおすすめします。

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