
「探せば探すほど迷う!」部屋探しに疲れたときの“選びきる”考え方とは?
探せば探すほど、決められない
賃貸物件を探していると、「もっと良い物件があるかも」とどんどん候補が増え、最終的には決められずに疲れてしまう…という方が少なくありません。
これは「選択の麻痺」とも呼ばれる心理現象で、心理学者バリー・シュワルツ氏の著書『選択のパラドクス(The Paradox of Choice)』でも紹介されています。選択肢が多すぎると人は満足度が下がり、逆に後悔しやすくなるのです。
では、賃貸物件選びにおいてどうやって“選びきる”のが良いのでしょうか?
1. まず「最優先条件」を1つに絞る
理想を挙げればキリがないのが部屋探しです。家賃・立地・間取り・築年数・設備・日当たり…どれも大事。でも、それらすべてが完璧な物件はほぼ存在しません。
そこでまず大切なのは「最優先条件を1つだけ決める」こと。
たとえば、
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朝が早い仕事の人は「駅近・交通アクセス」、
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リモートワークの人は「ネット無料・日当たり」、
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ペットを飼っている人は「ペット可・1階限定」
など、自分の暮らしの中で“これだけは譲れない”を明確にします。条件に優先順位をつけることで、判断基準がぶれにくくなります。
2. 情報収集は「幅」より「深さ」
SUUMOやHOME’Sなどのポータルサイトを見続けると、どんどん物件の数は増えます。でも、「多く見ればいい」わけではありません。大切なのは、その物件のリアルな情報をどこまで深掘りできるかです。
例として、以下のようなポイントをチェックすることで、物件の理解が深まります。
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建物の口コミ(例://www.mansion-note.com/)
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周辺の街の雰囲気(Googleマップのクチコミ、ストリートビュー、駅の写真付きレビューなど)
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過去の賃料履歴(例://suumo.jp/chintai/soba/など)
「ここはどうなんだろう?」と疑問に思った点を調べることで、単なる見た目や条件以上に“暮らしやすさ”を想像できるようになります。
3. 「理想の100点」より「満足できる80点」
不動産は「一点物」。迷っているうちに、良い物件から埋まってしまうのが現実です。
そのため、「100点満点」を探すより、「今の自分にとって80点ならOK」とすることも大事です。
実際、引越し後の満足度は“事前の期待値とのギャップ”で決まる部分が大きく、「完璧を求めすぎて疲れた結果、普通の物件にしたけど住みやすかった」という声も多く聞きます。
これは、“期待値調整”という心理学的な考え方にも近く、自分の選択に納得するための技術とも言えます。
4. 決めきれないときの「ルール」を持つ
複数候補で迷った時のために、あらかじめ自分なりのルールを決めておくと選びやすくなります。
例:
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内見して「最初にピンと来た物件」にする
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同じレベルなら「通勤時間が短い方」にする
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不安がある方は避ける
この“決断ルール”を持っておくと、いざというときに自分を助けてくれます。
5. 最後は「暮らしのシーン」を思い浮かべて決める
物件情報を眺めていると、数字や条件の比較に引っ張られてしまいがちですが、最終的に大事なのは**「そこでどう暮らすか」**です。
朝起きて、キッチンでコーヒーを淹れ、窓の外を見る自分。
仕事から帰ってきて、ふぅと一息つく自分。
週末に友人とくつろげるリビング。
そんな“暮らしの情景”を思い浮かべられる物件は、きっとあなたに合っているはずです。
まとめ:「決めきる力」は“未来の自分”への信頼
部屋選びに限らず、人生は「選ぶこと」の連続です。どんなに情報を集めても、不安がゼロになることはありません。でも、自分の選択に納得して進むためには、ある程度“選びきる力”が必要です。
迷ってばかりの自分にモヤモヤしている人は、「優先順位を決める」「情報を深掘りする」「80点で決める」…この3つを意識してみてください。
あなたの暮らしを形づくるのは、他の誰でもなく“あなた自身の決断”です。
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