自分にJUSTな間取りとは? 2DK? or 1LDK?の画像

自分にJUSTな間取りとは? 2DK? or 1LDK?

物件選びのコツ

岩﨑 幸治

筆者 岩﨑 幸治

不動産キャリア24年

長年の不動産業界で培った経験を活かし、お客様にとってJUSTなお部屋をご提案致します。

物件を探しているときによく目にする「〇K」、「〇DK」や「〇LDK」という表記。

これは間取りを示していることはわかっても、実際の違いやそれぞれの特徴を深く理解していないと、自分に合った住まい選びが難しくなります。

そこで今回は、例として面積が変わらないこともしばしば「2DK」と「1LDK」の違いをわかりやすく解説し、それぞれのメリット・デメリットについて考えてみましょう。



 

1. 間取り表記の基本:数字の意味                  


数字は部屋の数を表しています。「2DK」や「1LDK」の「1」や「2」は、リビングやダイニングス

ペースとは別にある居室(洋室や和室)の部屋数を示しています。つまり、1LDKなら1部屋、2DKなら2部屋があるということです。


 

2. LDKとDKの違い                         


アルファベットの部分について見てみましょう。


L(リビング)

  •  くつろぐためのスペースを指す。

  •  ソファやテレビが置かれることが多く、リラックスできる空間。


  • D(ダイニング)


     食事をするためのスペース。

  •   ダイニングテーブルを置いて、家族や友人と食事を楽しむ場所。


  • K(キッチン)


     料理をするためのスペースで、調理設備が設置されている。

  •   カウンターキッチンやL字キッチンなど、さまざまなタイプがある。


  • LDK(リビングダイニングキッチン)


      リビング、ダイニング、キッチンが一体となっている空間。

  •  開放的な空間が特徴で、広々とした生活スペースを確保できる。

  •  家族で一緒に過ごす時間が多くなるため、コミュニケーションを重視したい方向き。


  • DK(ダイニングキッチン)


       ダイニングとキッチンが一緒になった間取りで、リビングとは別に存在。

  •  リビングを設けない分、DKの物件は比較的コンパクトで、家賃が安めになる傾向がある。

  •  特に一人暮らしやカップルに人気。


〈 DKとLDKの表記の基準(目安) 〉


・居室数が1部屋の場合
 キッチンのある部屋が4.5畳以上、8畳未満の空間→「DK(ダイニング・キッチン)」
 8畳以上→「LDK(リビング・ダイニング・キッチン)」
・居室数が2部屋以上の場合
 キッチンのある部屋が6畳以上、10畳未満の空間→「DK(ダイニング・キッチン)」
 10畳以上の空間→「LDK(リビング・ダイニング・キッチン)」
引用://www.rftc.jp/webkanri/kanri/wp-content/uploads/2019/02/h_sekoukisoku.pdf


 

3. 「2DK」と「1LDK」の違い                                   


具体的に「1LDK」と「2DK」の違いを見てみましょう。


  • 2DK:2部屋 + ダイニング・キッチン


    • メリット

      :居室が2部屋あるため、DKスペースにある程度広さがあると、寝室以外にも書斎や趣味の部屋として使えるスペースを取ることができます。また、1室ご飯を食べたり、くつろぐためのリビングに使う場合には、リビングとキッチンの間に扉を挟むので、大切なソファやカーテン、お気に入りのぬいぐるみなど布製の物に料理の匂いがつくことを防ぐ対策にも!
    • 特にカップルや小さなお子様のいる家族には便利な間取りです。

    • デメリット

      :リビングがないため、一体感のある広々としたくつろぎスペースが確保しにくい場合があります。また、キッチンとダイニングが中心の間取りのため、壁や扉で空間に分断感が生じることも。

  • 1LDK:1部屋 + リビング・ダイニング・キッチン


    • メリット

      :リビング、ダイニング、キッチンが広々としていて、開放感ができます。1部屋が寝室になり、リビングは家族や友人と過ごすスペースとして使うことができます。キッチンで料理をしながらでもリビングにいる
      家族や友人とお話ししながら・テレビを見るなど可能になります。

    • デメリット

      :居室が1部屋しかないため、部屋数を重視する人や、プライバシーが欲しい場合には物足りないと感じるかもしれません。

 

4. 選び方のポイント                                       


「2DK」と「1LDK」、どちらを選ぶべきかは、生活スタイルや家族構成によって変わります。


    • 2DKが向いている人

      • 部屋数を重視し、プライバシーを確保したい。
      • 家族でそれぞれ自分のスペースを持ちたい。(例:夫婦で寝室を別にする、子ども部屋を用意する)
      • 予算を抑えつつ、複数の部屋を使いたい。

  • 1LDKが向いている人

    • 広々としたリビングスペースでゆったりと過ごしたい。
    • 一人暮らしやカップルで、1部屋を寝室として使い、リビングはリラックススペースにしたい。
    • 家族や友人と同じ空間で一緒に過ごす時間を大切にしたい。

 

5. まとめ                                                             


「1LDK」と「2DK」の違いを理解することで、物件選びもスムーズに進むでしょう。広々としたリビングを重視するのか、それとも部屋数を確保してプライバシーを大切にするのか、自分のライフスタイルに合った間取りを選んでみてください!


JUSTな住まいが見つかることをお祈りしております✨





 

当社は、宇城市・宇土市・天草市を中心に熊本市南区、八代市、人吉市方面に至るまで、賃貸物件や売買物件のご紹介を行っております。

賃貸アパート、賃貸マンション、戸建、売買物件などのご相談などお気軽にお聞かせ下さい。

『みんなで。笑顔で。』をモットーに楽しいお部屋探しを!皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。



”物件選びのコツ”おすすめ記事

  • 2,3回の内見で理想の部屋を見つける秘訣とは?部屋探しの見つけ方を解説の画像

    2,3回の内見で理想の部屋を見つける秘訣とは?部屋探しの見つけ方を解説

    物件選びのコツ

  • サンルームで快適な生活を!効率的な洗濯動線の重要性をご紹介の画像

    サンルームで快適な生活を!効率的な洗濯動線の重要性をご紹介

    物件選びのコツ

  • おしゃれ物件にありがちな“生活に不便なポイント”の画像

    おしゃれ物件にありがちな“生活に不便なポイント”

    物件選びのコツ

  • 築年数を気にしない物件選びのメリット!新たな視点をご紹介の画像

    築年数を気にしない物件選びのメリット!新たな視点をご紹介

    物件選びのコツ

  • 洗濯機が外にある物件はどうなの?体験談をご紹介の画像

    洗濯機が外にある物件はどうなの?体験談をご紹介

    物件選びのコツ

  • 木造アパートのデザインの魅力とは?多様性をご紹介の画像

    木造アパートのデザインの魅力とは?多様性をご紹介

    物件選びのコツ

もっと見る